MySQLの基本的なコマンドの使い方

DOSでMySQLのコマンドをたま~に利用するのでまとめておきます。


1.ログイン

SQLを実行するコマンドプロンプトを使用するために引数にユーザーを指定してログインします。
コマンド:mysql -u DBユーザー名 -p
※rootはMySQLの管理者アカウントです。

使用するDBを指定します。
※指定しないと実行したSQLが「ERROR 1046 (3D000): No database selected」でエラーになります。
コマンド:use DB名;


2.データベース一覧の確認

DBに登録されているデータベース一覧を表示します。

コマンド:SHOW DATABASES;


3.ユーザー一覧の確認

DBに登録されているユーザー一覧を表示します。

コマンド:SELECT Host, User FROM mysql.user;
※rootはMySQLの管理者アカウントです。


4.テーブル一覧の確認

作成されているテーブルの一覧を表示します。

コマンド:show tables;


5.エクスポート/インポート

テキストのSQLが書かれているファイルがエクスポートされます。

コマンド:mysqldump --single-transaction -u DBユーザー名 -p DBパスワード > エクスポートファイル

エクスポートしたファイルを指定ユーザーにインポートします。

コマンド:mysql -uインポート先のDBユーザー名 -pパスワード DB名 < インポートするファイル

これでインポートしたテーブルが作成されています。


6.ユーザー作成/削除と権限付与

新規にDBユーザーを作成します。

コマンド:CREATE USER 作成するDBユーザー名@DB名 IDENTIFIED BY 'DBユーザーのパスワード'


インポートするときに権限が必要になるので付与します。
※付与する権限のあるユーザーでログインしてからGRANTコマンドを実施します。

コマンド:GRANT FILE ON *.* TO 付与するDBユーザー名@DB名

全権限を付与する時のコマンドです。

コマンド:GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 付与するDBユーザー名@DB名

指定したDBユーザーを削除します。

コマンド:DROP USER 作成するDBユーザー名@DB名


7.データベース作成/削除

指定したDBデータベースを作成します。

コマンド:CREATE DATABASE 作成するDB名

 

指定したDBデータベースを削除します。

コマンド:DROP DATABASE 作成するDB名

 

関連記事
画像 タイトル
MySQLをWindows10にインストール
Oacle Express Edition 18c でIPアドレス変更(DHCP)に対応させる
Oracle Express EditionをWindows10にインストール
Oracle Express Edition の基本的な使い方