IRKit赤外線送信サンプルアプリ(Android)

アンドロイド用のIRKit赤外線送信アプリのサンプルを作成しました。
IRKit赤外線送信信号をアンドロイドアプリからIRKitサーバーへ送信する単純なプログラムになります。

アプリの利用イメージ

アプリの画面




サンプルプログラムは、Android Studio 3.6.1で作成して Android 7.1.1 のエミュレーターと実機で動作確認しています。

他に参考になりそうな内容を記載します。

 参考:IRKit赤外線送信サンプルアプリ(Android)自己証明書などへの応用
 参考:Andorid Studio インストール(Windows)


1.サンプルプログラムの使い方

プログラムの実行には環境以外で以下の用意が必要です。
MainActivity.javaソースコードの行37~39の箇所を書き換えます。

・トークンで取得したクライアントキー
・トークンで取得したデバイスID
・IRKitに送信する信号(ダブルコーテーションはエスケープします。)

書き換える内容の説明は以下のページに記載しています。

参照:IRKit(学習リモコン)コマンド送信(API利用した屋外からのアクセス)

 

(1)ソースコード修正

クライアントキー、デバイスID、送信信号をソースに記述します。

 

(2)ソースコード実行

Android Studio の「実行」の「デバッグ」メニューをクリックします。

エミュレーターでアプリが起動されて送信ボタンが利用可能になります。

 

2.サンプルプログラムの説明

サンプルプログラムの特徴を処理の流れにそって説明します。

(1)権限

インターネットのアクセス権限を AndroidManifest.xml の 5行目で付与してます。
権限:<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />

(2)デザイン

画面のデザインは、送信ボタンと処理結果を表示するラベルと単純な構成です。


項目の情報は以下の通りです。

コントロール ID text
TextView @+id/label1 Hello World!
Button @+id/button1 送信

(3)コード

MainActivity.java では送信ボタン押した時には、「リクエスト実行中...」とラベルに表示します。
その後、バッググランドの別スレッドでリクエストを実行して送信完了となり結果を表示します。

MyAsync.java ではバックグランドスレッドでリクエストを実行して処理終了後に結果をラベルに表示します。

以下の通りHTTPSリクエストでPOSTしておりお約束なコードとなっています。

屋内のアドレスのIRKitへ直接送る場合は、HttpsURLConnectionではなくHttpURLConnectionを使用します。