音声操作で赤外線リモコンが使えたら家中の様々な電気器を制御しやすいですよね。
アレクサ(Amazon Alexa) のスキルで Nature Remo mini(赤外線学習リモコン)と連携させて定型アクションにて音声操作をします。
※IRKitでの赤外線送信もIFTTT連携は可能なようですがIFTTTだけでなく連携するアプリも含めサービスが使えなくなるリスクが高く感じたので使用するのをやめました。
個人的な感想ですが有償製品のサービスなら簡単に無くならないようなので Nature Remo mini のスキルを利用することにしました。
ここでは、アレクサに「ただいま」と言うとアレクサが「おかえりなさい」と話した後にテレビをONにする音声操作を例にします。
※この手順を実施する前に、Nature remo mini をセットアップする必要があります。
参照:アレクサ対応 Nature remo mini 赤外線学習リモコンのセットアップ
1.アレクサの Nature Remo Smart Home Skill セットアップ
ここではセットアップによりアレクサと Nature Remo Smart Home Skill をリンクします。
アレクサの「スキル・ゲーム」メニューを選択して表示される画面右上の虫眼鏡アイコンを選択します。
Nature Remo Smart Home Skill を選択して「有効にして使用する」ボタンを押すと認証を求められます。
ここではGoogleのアカウントで認証します。
※ここでの認証は、Nature remo mini のセットアップが完了していないとエラー(ただエラーとしか表示しないのではまります。)になります。
「Sign in with Google」ボタンを選択します。
認証でGoogleのパスワードを入力するとログインボタンが表示するので押します。
続いて「許可」ボタンを選択するとアレクサと Nature Remo Smart Home Skill のリンクが完了します。
2.アレクサと Nature Remo mini を連携
「デバイスの追加」を選択します。
ここでは「テレビ」を選択します。
「デバイスを検出」ボタンを押すことで Nature Remo アプリに登録されている家電(赤外線学習リモコンに学習させたデータ)が検出されます。
検出されると画面に表示されます。
ここではデバイスグループへの追加はせずにスキップして早々に登録を完了させます。
検出したデバイスの内容を表示して確認します。
3.定型アクションで音声操作を定義
定義した定型アクションは音声で操作可能になります。
定型アクション名の横にある「+」を押して定型アクション名を入力します。
続いて実行条件の開始フレーズを指定します。
開始フレーズ(アレクサに話す言葉)には「ただいま」を指定します。
アクションを追加には、アレクサに「おかえりなさい」と返事してもらうように作成していきます。
※最初から作成すると並び順が実行とは逆順に追加されます。
※実行する順番は簡単に変更できます。
「おかえりなさい」を指定します。
次のアクションはテレビをONするように指定します。
スマートホームから Nature remo mini の赤外線学習リモコンを操作するよう指定します。
操作するデバイスのテレビと電源を指定します。
実行する順番は上からになるのでドラッグ(移動したいものを押したままスライド)して調整します。
デバイスはアクションを実行するアレクサを指定します。
(複数台ある場合、対象を指定する必要があります。)
指定したあとに「保存」を選択します。
メッセージは数秒で消えて右画面に遷移します。
作成した定型アクション名が表示されます。
再生ボタンを押すと定型アクションが実行されるので確認できます。
これでアレクサに話かけると定型アクションが実行されるようになります。